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【写真：Getty Images】

バルセロナがバイエルンのウインガーを狙う？

　バルセロナは今夏にバイエルン・ミュンヘンに所属するFWブライアン・サラゴサの獲得に動く可能性があると報じられた。同選手は1月にバイエルンに移籍してから、合計35分しか出場できておらず苦しい状況が続いている。現地時間3日に、英メディア『FootballTransfers』が伝えている。

　サラゴサは今シーズンの前半はラ・リーガのグラナダCFでプレーをしており、1部初挑戦ながら21試合に出場し6得点2アシストと目覚ましい活躍を見せていた。その活躍ぶりが評価されて、24年夏に予定されていた移籍が前倒しされ今年の1月にバイエルンへの加入を果たしている。

　しかし、バイエルン加入後の出場時間はたった35分にとどまっており、移籍後は苦しい状況が続いていた。バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督も、同選手について「ドイツ語が話せないためプレーできず、チームに慣れるのに苦労している」ことを公に認めている。

　同メディアは、ドイツメディア『Sky Germany』の記事を引用する形で、「適応に苦しんでいるサラゴサが今夏に調子を取り戻すために夏にレンタル移籍する可能性がある」と報じた。さらに、「以前から彼との契約を希望していたバルセロナがこの機会に飛びつく可能性がある」と、伝えている。

　同メディアは「バイエルンが買い取りオプションに同意すればローン移籍が実現する可能性はある」と前置きし、「彼のローン移籍が実現した場合、資金繰りに苦しむバルセロナはブラジル代表のFWハフィーニャを放出することを検討している」と、経済的な事情からもバルセロナはサラゴサのローン移籍に向けて前向きであると報じていた。