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天国から地獄へ…。完全に落ちぶれてしまったスター選手(2)問題多すぎ…。夜遊びに違反、“悪童”は大成せず

シリーズ:完全に落ちぶれてしまったスター選手6人 text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー界は厳しい世界だ。それでも一際優れた成績を残し、地位や名誉をほしいままにするスター選手がいる。しかし、その中には自身のお粗末な言動や行動によってキャリアを台無しにしてしまう選手や、なかなか伸びきらない選手も存在する。今回は、輝かしい成績を残したものの落ちぶれてしまったスター選手を紹介する。


マリオ・バロテッリ(イタリア)


【写真:Getty Images】

生年月日:1990年8月12日
現所属クラブ:アダナ・デミルスポル(トルコ)
今季リーグ戦成績:10試合6ゴール

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 かつて「悪童」と言われたバロテッリも34歳となった。現在はトルコリーグのアダナ・デミルスポルでプレーしている。

 17歳の若さでインテルでセリエAデビューを果たした同選手は、当時監督を務めていたジョゼ・モウリーニョと対立がありながらもクラブの主要タイトル三冠に貢献した。

 2010年にマンチェスター・シティに移籍すると、バロテッリは完全なトラブルメイカーとなる。夜遊び、怠慢プレー、ラフプレー、交通違反など、引き起こした騒動は数知れず、その度に監督であるロベルト・マンチーニの怒りを買った。2011年にはマンチェスター・ダービーの前日に自宅で花火遊びをして、家が燃える騒ぎを起こした。その翌日に得点を決め「WHY ALWAYS ME?」(なぜいつも俺ばかりなんだ?)と書かれたシャツを見せつけたシーンは今でも語り草だ。

 その後ACミランに移籍し、13/14シーズンにはリーグ戦30試合14ゴール7アシストの好成績を残したものの、ミラン退団後は行く先々でチーム首脳陣と対立。EURO2012準決勝での2ゴールや、11/12シーズンのシティ優勝を決めるアシストなど、若くして大舞台での活躍を見せてきたイタリアの至宝のキャリアは、尻すぼみなものとなってしまった。

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【了】

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