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遠藤航が不在、リバプールは苦戦しながらも勝利

　プレミアリーグ第31節、リバプール対シェフィールド・ユナイテッドの試合が現地時間4日に行われ、リバプールが3-1の勝利をおさめた。この試合でリバプールの日本代表MF遠藤航はベンチ外となったが、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同選手の重要性を強調している。米メディア『ヤードパーカー』が報じた。

　クロップ監督は、ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアス、モハメド・サラーなどを先発起用。17分にヌニェスが右足で先制点を決めたが、58分にはオウンゴールによって同点に追いつかれてしまう。それでも76分、ディアスのアシストからアレクシス・マック・アリスターが勝ち越しゴールを決めた。さらに、90分にはアンドリュー・ロバートソンのクロスにコーディ・ガクポが頭で合わせて追加点を決め、リバプールが3-1の勝利をおさめている。結果的に勝利したものの、最下位相手に苦戦する一面もあった。

　最近の試合でフル出場を続けていた遠藤は、負傷により今回の試合でベンチ外だった。試合前に記者会見に臨んだクロップ監督が、遠藤について言及し「各選手のスキルセットは、私たちがどのようにプレーしたいかにとって重要だが、何よりもまず、攻撃面では守備が必要になる。完璧でなければならず、攻撃的に飛び出す自由を与えてくれるし、天性の守備的MFは超有用だ。ポゼッションでも彼はとても上手くやっている。みんなと本当に上手く連携し、上手くやっている。超重要だよ」と、称賛した。その発言を踏まえ、同メディアはタイトルに「なぜ、遠藤は貴重なのか？」とつけ、「この日本代表選手は、クラブの中盤の刷新の中でサプライズで獲得されたが、経験豊富なアンカーはクロップ監督のシステムにうまく適応し、今シーズンは非常に貴重な存在であることを証明した」と報じている。