フットボールチャンネル

決定機を逃し続けたリバプールに専門メディアが課題を指摘「FAカップの記憶が頭をよぎった」

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール最新ニュース

エジプト代表FWモハメド・サラー
【写真:Getty Images】



リバプールは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、2-2で引き分けた

 プレミアリーグ第32節が現地時間7日に行われ、リバプールはマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦した。試合は2-2のドローに終わり、リバプールは勝ち点「71」でアーセナルに並ぶものの、得失点差で首位から2位に後退した。アメリカのスポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』が、8日にこの試合を振り返っている。


今シーズンのリバプールはSPOTV NOWで全試合配信中!
U-NEXTから加入で無料トライアル実施中![PR]

 シュート数で比較すると、ホームのユナイテッドが9本。対するリバプールは28本ものシュートを放っている。前半に限れば、ユナイテッドは一度もリバプールのゴールを脅かすことができなかった。

 リバプールは前半を1-0で折り返したが、ブルーノ・フェルナンデスとコビー・メイヌーの得点によってユナイテッドに一時は逆転を許してしまう。モハメド・サラーのPKによって84分に同点に追いついたが、反撃はそこで終わった。

『ジ・アスレチック』は、「リバプールは先月と同様にオープンな展開から無駄を尽くしていた」と述べ、3月に行われたFAカップ準々決勝を引き合いに出した。同メディアは、同じ対戦カードで行われたFAカップの試合も、「リバプールが主導権を握り、チャンスを多く作りながらも、エリック・テン・ハフ監督を仕留めることができなかった」と振り返る。

 今回の試合についても、「(リバプールが)チャンスを逃すたびに、何度もFAカップの記憶が頭をよぎった」と強調し、「カップ戦の教訓はまだ活かされていない」と決定力不足が依然としてチームの課題であることを指摘した。

 なお、サッカー日本代表MF遠藤航はこの試合でスタートから69分までプレーし、鋭いインターセプトや浮き球によるチャンスメイクをおこなった。

【関連記事】
クロップ体制最強は? リバプール歴代スタメン&フォーメーション。激動と栄光の9年間
【遠藤航・現地取材コラム】今までとは違う新しいアンカー像。「他のチームでは…」リバプールが求めるミッション
給料高すぎ!?リバプール、年俸ランキング1~10位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top