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【写真：2024 Asian Football Confederation（AFC）】

川﨑颯太がU-23日本代表の追加点を挙げる

　サッカーU-23日本代表は現地時間19日、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループB第2節でU-23UAE代表と対戦した。白星を挙げたU-23中国代表戦に続くこの試合に、日本は2-0で勝利し、準々決勝進出を決めている。日本の追加点となった川﨑颯太のゴールは、左サイドからの連係が見事な一撃だった。

　木村誠二のゴールにより前半を1-0で折り返した日本は、後半も立ち上がりからUAEのゴールに迫るシーンを多く作る。佐藤恵允がカットインから際どいシュートを放ち、山本理仁が鋭いタックルでショートカウンターを何度も発動した。

　そして66分、日本に待望の追加点が生まれる。佐藤が相手陣地の左サイドでボールを持つと、外側を走る大畑歩夢にボールを送る。大畑がライン際からクロスを供給し、中で待っていた川﨑がヘディングで合わせた。完璧なサイドアタックが決まり、日本がUAEを2点差に突き放す。

　その後はUAEの荒いプレーに見舞われるも、日本の選手は最後まで集中力を切らさず、そのまま無失点で試合を終えた。中国戦に続いて、日本は2試合連続で白星を挙げている。勝ち点と得失点差で並ぶU-23韓国代表とのグループB最終戦は22日に行われ、この試合の結果によって首位通過のチームが決まる。

　なお、今大会のレギュレーションでは、次戦で韓国と引き分けた場合、グループステージであってもPKで順位を決定する。