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最高額は誰だ! サッカーU-23日本代表、市場価値ランキング11〜20位。パリ五輪を目指す日本期待の才能たち

シリーズ:日本代表市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images,2024 Asian Football Confederation(AFC)

18位:木村誠二

U-23日本代表の木村誠二
【写真:2024 Asian Football Confederation(AFC)】


生年月日:2001年8月24日
市場価値:30万ユーロ(約4200万円)
所属クラブ:サガン鳥栖
2024リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト

 木村誠二はFC東京のアカデミーから2020年にトップチーム昇格を果たし、その年にJ1デビュー。翌年8月からレンタル移籍で加入したSC相模原では、途中加入ながらリーグ戦17試合に出場し、相模原のディフェンスラインを支えた。以降はモンテディオ山形や古巣の東京で出場機会を模索する日々を過ごし、今年サガン鳥栖へレンタル移籍となった。

 そんな木村はこれまでU-23日本代表のCBとして9試合に出場している。多くの試合で木村が使われてきた理由は、その優れた対人守備にある。186cmと、同ポジションを争う西尾隆矢(180cm)や鈴木海音(182cm)より優れた体格に加え、スピードも持ち合わせており、身体能力を活かした粘り強い守備で相手攻撃陣に仕事をさせない。より状況判断能力がついてくれば、レンタル保有元である東京でもスタメンをつかむことができるだろう。

 先日行われた中国戦では、西尾が退場し数的不利な状況となった22分から途中出場。難しい局面であったがクリーンシートを達成し、何とか勝利を奪った。UAE戦でも先制点を決め、猛アピールが止まらない。これを好機に30万ユーロ(約4200万円)にとどまっている市場価値を伸ばすことができるか。

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