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アジアカップに呼びたかった…。欧州で輝く23歳以下の日本人選手10人。パリ五輪希望の才能たち

シリーズ:欧州で輝く日本人選手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:福田師王

ボルシア・メンヒェングラートバッハFW福田師王
【写真:Getty Images】


生年月日:2004年4月8日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト

 福田師王は将来のサッカー日本代表を牽引する存在として大きな期待をかけられている選手だ。高校サッカーの名門・神村学園高校で頭角を現した福田は、Jリーグを経由せずにボルシア・メンヒェングラートバッハに加入して大きな注目を集めた。

 2023/24シーズンはセカンドチームからのスタートとなり、ここで12月までに13試合出場5ゴール1アシストの好成績をおさめると、1月にはトップチーム昇格を果たした。順調にステップアップした福田はその後さっそくブンデスリーガ第19節のレバークーゼン戦でデビューし、ここまでトップチームの4試合に出場している。

 ブンデスリーガでは試合終盤での途中出場のみの起用で、ゴールもまだあげることができていないが、福田のポテンシャルに対する現地の評価は高い。『ビルト』紙は福田を「日本の至宝」として扱い、第27節のフライブルク戦直前には、FW陣に離脱者が多く出ていた状況下ではあったものの、この一戦に福田がスタメンとして起用される可能性も示唆していた。

 現在福田はセカンドチームの主力として結果を残しながら、トップチームでもチャンスをうかがっている状況だ。チャンスをものにしてブンデスリーガ初ゴールをあげることができれば、さらなる飛躍へと繋がる可能性もあるだろう。パリ五輪に向けて期待がかかる才能の1人である。

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