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前半戦とは別人…。今季後半戦で絶不調に陥る選手(3)どうした日本の至宝!? 得点ペースが急失速

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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何事においても継続することは難しい。サッカー選手も同様で、仮に開幕ダッシュに成功したとしても、その調子をシーズン終盤までキープするのは至難の業だ。今回は前半戦で圧倒的な成績を残しながらも、後半戦で大失速中の不調な選手をピックアップして紹介する(成績は4月17日現在。前半戦の定義は20チーム制のリーグは19試合消化、18チーム制のリーグは17試合消化時点)


久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)

レアル・ソシエダMF久保建英
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日
リーグ前半戦成績:18試合6得点3アシスト
リーグ後半戦成績:6試合1得点0アシスト

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 今シーズンの久保建英の開幕ダッシュは凄まじかった。ジローナとの開幕戦でいきなりゴールを決めると、続く第2節セルタ・デ・ビーゴ戦ではアシストを記録。9月には5試合で4ゴールを決めて自身初のラ・リーガ月間最優秀選手賞を受賞した。

 10月以降はやや失速したとはいえ、前半戦を終えた第19節終了時点で18試合6得点3アシストと、昨シーズンを上回るペースで得点に絡んでいた。しかし、アジアカップを経て迎えた後半戦はチームの不調も相まって久保自身のパフォーマンスも微妙なものに。特にナイジェリア代表FWウマル・サディクを筆頭としたストライカーの選手との連係で課題を残していることから自身が周りを活かすことも、活かされることも難しくなってしまい、後半戦はわずか1ゴールに留まっている。

 ただ、悪い時期と比較をすると希望が見えてくるのも確かだ。昨年末から今年の2月にかけて深刻な得点力不足に陥っていたレアル・ソシエダだが、直近の5試合で9ゴールとチームとして調子を取り戻しつつある。その中で久保は直近で怪我による離脱もあったが、長期離脱には至らず、すでに復帰。昨シーズンは4月以降だけで4得点2アシストの活躍を残しており、2年連続で終盤戦に得点量産できるだろうか。ここからの巻き返しに期待したい。

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【了】

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