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【写真：Getty Images】

下部組織出身のウインガーを獲得か？

　ラ・リーガ第34節、ジローナ対バルセロナの試合が現地時間4日に行われた。バルセロナはこの試合に2-4で敗北したことで、宿敵レアルにリーグ優勝の座を明け渡してしまう形になっている。来季のリーグタイトルに向けて、早くもクラブは新戦力獲得に動いているようだ。英メディア『TEAM TALK』が、現地時間8日に報じている。

　昨季にラ・リーガのタイトルを獲得したバルセロナだったが、今季は第34節終了時点でレアルに勝ち点14の差をつけられリーグ優勝の座を明け渡してしまった。さらに、ジローナとの直接対決に負けたことで、リーグ戦の順位を3位まで落としている。

　今季は不甲斐ない結果に終わったものの、来季もシャビ監督がチームを率いることが決まり、クラブはリーグタイトル奪還に向けてすでに動き出しているようだ。同メディアは、「シャビ監督は先発メンバーのアップグレードを目論んでいる」と述べた上で、現在ドイツのRBライプツィヒで活躍しており、バルセロナの下部組織出身であるダニ・オルモの獲得に強い関心を示していると伝えていた。

　オルモの契約は2027年の6月までとなっており、契約解除金6,000万ユーロ（約84億円）が設定されている。しかし、同メディアによると、契約解除金に関する契約は24年の7月15日に満了する予定であり、財政難に苦しむバルセロナでも獲得できる可能性があるようだ。

　同メディアは、「すでにバルセロナのスポーツディレクターであるデコ氏は、4月にオルモの代理人および父親と面会した」と報じており、「仮に加入したとすると、元バルサユースの選手は左ウイングを得意としているが10番としてもプレーできるだろう」と、チームにフィットする可能性が高いと分析していた。