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なぜ呼ばれない? サッカー日本代表に招集したかった選手6人。実力は申し分ないが、声がかからなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨むサッカー日本代表メンバーが先月発表された。久保建英、三笘薫らが順当に名を連ねた一方で、クラブで活躍しながらも呼ばれなかった選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかった選手を紹介する。※成績は8日時点の『transfermarkt』を参照。

GK:小久保玲央ブライアン(こくぼ・れお・ブライアン)

シント=トロイデンの小久保玲央ブライアン
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月23日
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:3試合4失点

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 U-23日本代表の守護神としてパリ五輪(パリオリンピック)で好セーブを連発した小久保玲央ブライアンを日本代表で見たいと願うファンも多かったのではないだろうか。

 ワールドカップ・アジア最終予選の9月シリーズに臨む日本代表へ選出されたGKは鈴木彩艶、大迫敬介、谷晃生の3名。招集リストの中に、初招集を期待された小久保の名前はなかった。森保一監督はこれまでに招集歴があり、信頼を寄せている選手たちを手堅くチョイスした感がある。もちろん、3名全員が日本代表のユニフォームに袖を通す資格のある有能なGKなのは間違いない。

 それでも、パリ五輪でU-23日本代表をベスト8入りに導いた小久保を日本代表に推す声はSNSやネット上で数多く見受けられる。抜群の反射神経で神がかり的なシュートストップを披露する23歳の守護神にはファンから“国防ブライアン”の愛称が授けられており、代表入りの期待度は高まる一方だ。

 ただ今回は、パリ五輪に参加したことが代表入りを逃した遠因となった可能性もある。小久保は今年7月にベンフィカからシント=トロイデンへ完全移籍したが、その後パリ五輪へ参戦。結果として、2024/25シーズン開幕前に新たなチームメイトと連係を深める時間がほとんど取れなかった。まずは新天地で確固たる地位を築いてもらうために、森保監督はあえて招集を見送ったのかもしれない。

 いずれにしても、小久保が日本代表に招集されるのはそう遠い未来の話ではないだろう。ベルギーの地で絶対的守護神の座を確保することが、森保ジャパンで“国防”を任されるための近道となるはずだ。

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