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マルティン・スビメンディが移籍について語る

　レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、マンチェスター・シティからの関心について言及した。スペインメディア『MARCA』が、現地時間9日に報じている。今夏にリバプールからのオファーを拒否し残留したスビメンディだが、ロドリの負傷によりシティが獲得に乗り出す可能性が浮上している。

　ソシエダの下部組織出身のスビメンディは、高い技術と配球力に加え、守備もきちんとこなせることから今夏に移籍報道が加熱。リバプールは、25歳のMFの獲得のために6000万ユーロ（約95億）とされる契約解除金を支払う意思を示していたと考えられている。本人もこの移籍に心が傾くと見られていたものの、クラブへの愛を貫き残留した。そんな夏を過ごしたスビメンディだが、スペイン代表MFロドリが長期離脱を強いられたシティが獲得に興味を示しているという。

　スペイン代表の記者会見に出席したサン・セバスティアン出身のMFは、シティからの興味について聞かれると「私の哲学は、常に自分の内なる声に従うことだ。確かに、毎年移籍市場になるとさまざまなチームの名前が挙がるが、私はこれまで、自分にとって最良の選択は、クラブに留まることだと思ってきた。個人的な成長を求めており、まだまだレアル・ソシエダに多くのことを提供できると思っている」とコメントした。

　さらにアスレチック・ビルバオのFWニコ・ウィリアムズの離脱により、スペイン代表初招集となった今夏にソシエダに加入したセルヒオ・ゴメスに関しては「彼が、ここにいることをとても嬉しく思う。彼は、完璧で多才で技術的な選手だから、我々のクラブに足を踏み入れた。彼は素晴らしい選手だ」と今季ここまでラ・リーガで9試合に出場し、3アシストを記録しているS・ゴメスについて語っている。