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コラム 1か月前

躍進はマンUのおかげ?ニューカッスルが手にした“あるスペシャリスト”。強度が命のクラブにうってつけの人物とは【コラム】

シリーズ:コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

怪我人の数が大幅に減少?

 今年2月に『Sky Sports』で紹介されていた記事によると、今季のニューカッスルの走行距離はリーグで4番目に多いそうだ。

 昨季の前半戦はリーグ戦とCLの同時並行となった。運動量が求められるサッカーによって選手たちへの負担が重なり、例年以上に怪我人が続出。負傷情報をまとめる『Premier Injuries』によると、ニューカッスルはリーグで3番目に多い41例の負傷者を出したそうだ。

 その中でも長期離脱を余儀なくされたケースが多く、選手たちの通算欠場日数はリーグでダントツ1位となる「1950日」を記録した。

 この異例とも言える怪我人続出から一転して、今季は大きな怪我人がほとんど出ないシーズンを過ごしている。

『The Athletic』が3月の代表ウィーク期間中に発表した怪我人のリストによると、負傷者の数はリーグで4番目に少ない18例のみ。まだシーズンが終わっていないとはいえ、昨季の41例からは大幅に改善された。シーズンを通して、主力の大半を維持することができているのが強さをキープしている最大の理由だろう。

 離脱者が減った理由は、今季のニューカッスルが欧州カップ戦に出場していない影響もあるだろうが、ある1人の人物の存在も大きいとされている。

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