アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
【写真:Getty Images】
川崎の勝利に中国メディアも驚き
川崎フロンターレは現地時間4月30日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝でサウジアラビアの強豪、アル・ナスルに3-2で勝利し、初の決勝進出を果たした。中国メディア『SOHU』は2日に、ACLEのファイナルに辿り着いた川崎を絶賛している。
リーグステージを2位で通過した川崎は、準々決勝でアル・サッド(カタール)を3-2で下す。準決勝の相手は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、セネガル代表FWサディオ・マネ、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチなど、多くのスター選手たちが所属する優勝候補のアル・ナスルだった。
中二日と厳しい日程だったが、川崎はアル・ナスルを3-2で破り、決勝の舞台に駒を進めている。同メディアは、「日本のダークホースがロナウド軍団を打倒」と題して、次のように述べている。
「この劇的な試合では、ロナウドの2つの致命的なミス、マネのひらめき、そして川崎の3回の正確なカウンターアタックが組み合わさり、ACL史上最も驚くべき番狂わせの1つが生まれた。試合終了のホイッスルが鳴ると、アル・ナスルのロッカールームは静まり返った」
また、「この試合の対比は、驚くべきものだった。1億7000万ユーロ(約272億円)の市場価値を有するサウジの強豪は、7人の外国人選手を揃えたが、攻撃と守備の切り替えで何度もミスを犯した。一方で、わずか1500万ユーロ(約24億円)の川崎は、正確な戦術実行とチームワークで、スター選手を揃えたチームを粉砕した」と、両チームの市場価値に大きな差があることを強調した。
そして、「試合終了のホイッスルが鳴ると、川崎の選手たちは抱き合って勝利を祝った。一方で、アル・ナスルの選手たちは落胆した様子で芝生を見つめていた。この瞬間、サッカーは再び、ピッチでは紙幣の価値ではなく、決して諦めない闘志だけが伝説を刻むことができることを証明したのだ」と、勝利した川崎を絶賛している。
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