1位:遠藤航(リバプール/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月9日
市場価値:800万ユーロ(約12.8億円)
24/25リーグ戦成績:20試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:69試合4得点4アシスト
日本代表で主将を務める遠藤航は、所属するリバプールでプレミアリーグ優勝の歯車の1つとなった。
1年を通してリーグ戦での先発の機会が1試合に留まったことだけを踏まえると、アルネ・スロット新監督に冷遇されたと思う人もいるかもしれないが、決して序列や評価が低かった訳ではない。各選手の役割を明確にした中で、ベンチから後半途中にピッチに入った方が彼の持ち味が発揮しやすかった。
その持ち味こそ「守備力」だ。決してカバーエリアが広いタイプの選手ではないが、チームとしてプレスが連動されている時の対人守備の安定感は世界でも指折りだろう。一発のタックルでボールを奪い切る「パワー」があり、経験に基づく読みの鋭さから事前に危険なスペースを埋める嗅覚も鋭い。
リバプールではプレータイムが伸びなかった中でも日本代表でのパフォーマンスは落ちなかった。この状態が、来夏のワールドカップまで続くかどうかはわからないが、世界を代表する名門で信頼されている「守備力」は日本代表の明確な武器だ。
日本代表のレベルであれば十分にビルドアップでも貢献できる選手で、ヘディングの強さからセットプレーのターゲットとしても期待できる。所属クラブで身に着けた“勝利のメンタリティ“を代表チームにも還元できるだろうか。
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