DF:中山雄太(なかやま・ゆうた)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月16日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
2025リーグ戦成績:15試合0ゴール3アシスト
日本代表通算成績:22試合0ゴール2アシスト
2019年にサッカー日本代表デビューを果たした中山雄太は、主に左サイドバック(SB)の位置で起用され、長らく同ポジションのスタメンを張っていた長友佑都の後継者として目されてきた。しかし、FIFAワールドカップ・カタールを目前に控えた2022年11月にアキレス腱を負傷し、長期離脱を余儀なくされてしまった。
怪我から復帰した後は、ハダースフィールドでレギュラーとしてプレーし、AFCアジアカップ2023にも出場するなど、コンスタントな活躍を見せた。昨年夏にFC町田ゼルビアに加入し、J1復帰を果たした後も、現在行われているW杯26アジア最終予選など、日本代表には招集されていた。
しかし、今年3月にも追加招集という形でメンバー選出されたものの出場は無かった。今のところ、昨年1月の試合が自身が出場した最後の代表戦となっている。序列はあまり高くないだろう。
それでも、中山には代表で生き残る道が残されている。今季、中山は町田で左ウィングバックのポジションでリーグ戦15試合に出場しているが、今の代表の左WBは三笘薫や中村敬斗といった攻撃的な選手たちばかりで、中山のような守備型の左WBで代表候補となれる選手はあまりいない。守備的MFやセンターバックでもプレー可能なため、そのポリバレント性も有利に働くはずだ。
現状の代表メンバーを見れば再び代表のピッチに帰ってくることも可能だろう。ただ、そのためには中山が左WBで結果を残し続けることが必須となる。
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