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大橋祐紀、ブラックバーン・ローヴァーズで活躍

　チャンピオンシップ（英2部）のブラックバーン・ローヴァーズに所属する28歳のFW大橋祐紀が、サッカー日本代表でブレイクするかもしれない。5日に行われたFIFAワールドカップ（W杯）26・アジア最終予選（3次予選）のオーストラリア戦で敗れたものの、いくつか収穫があったと、米メディア『ESPN』が9日に報じている。

　大橋は2024年7月にサンフレッチェ広島からブラックバーンへ移り、加入初年度で公式戦39試合に出場し10得点4アシストを記録した。日本代表としては、昨年11月に開催されたインドネシア戦で代表デビューを飾っており、今回のオーストラリア戦が2試合目となっている。先発出場して69分までプレーしたものの、ゴールを決めることはできなかった。それでも同メディアは、同選手の今後の活躍に期待感を示している。

　日本代表を率いる森保一監督が主力を温存したことに関して、同メディアは「これまで代表で試されてこなかった有望な選手たちに、自らの価値を証明する貴重なチャンスを与える狙いもあった」とし、収穫があった選手として大橋に注目。続いて「彼はヨーロッパ初挑戦となった昨季、飛躍の年を過ごした。得点力を買われ、昨夏にブラックバーンに移籍。新天地でのスタートは好調で、先発7試合で5ゴールという鮮烈な印象を残した。その後は失速し、シーズン通算で9得点にとどまったが、欧州初挑戦としては十分に評価できる数字だ」と評価。総括として「彼の努力は疑う余地がないが、最近ようやく広く認知されるようになったことを考えると、遅咲きのサクセスストーリーと言える」と伝えている。日本代表のレギュラー争いは激しいが、今後割って入るかもしれない。

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