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コラム 4日前

「言葉に力がある」佐野海舟をサポートする2人の援軍。サッカー日本代表では壁が立ちはだかる「真摯に受け止めて」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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 サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でインドネシア代表と対戦する。5日のオーストラリア代表戦で先発出場した佐野海舟は、「バランスを見すぎて停滞していた部分がある」と反省した。約半年ぶりの代表の舞台で、再び自身の価値をアピールし、熾烈なポジション争いに挑む。(取材・文:元川悦子)

「もっとハッキリ動くことが必要」

佐野海舟
【写真:Getty Images】

 今回はあえて新戦力のテスト、チーム底上げを優先し、フレッシュな面々でFIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選ラスト2連戦に挑んでいるサッカー日本代表。今日10日に行われるインドネシア代表戦(吹田)に向けても、森保一監督は「メンバーが何人か入れ替わることになる」と発言。前回出番のなかった森下龍矢や途中出場の町野修斗らが先発に名を連ねると見られる。

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 ボランチに関しては、誰が出るか不透明だが、5日のオーストラリア代表戦)で63分に交代した佐野海舟は連続スタメンの可能性がないとも言い切れない。

 前の試合で2024年1月のアジアカップ・インドネシア戦以来の代表復帰を果たした彼は「(コンビを組んだ藤田譲瑠チマとの)バランスを自分が見すぎて、ちょっと停滞していた部分があるので、もう少し前に出る動きを自分を含めてやった方がよかったかなと思います」と反省。次は中盤をより活性化していく構えだ。

「練習でもシャドウが落ちるのか、ボランチが落ちるのかというのは、その時々に合わせてやらないといけない。シャドウが落ちた時には、自分たちボランチの1枚が出ないといけない思うので、もっとハッキリ動くことが必要ですね」と彼はよりチーム全体がスムーズに機能するように、率先してアクションを起こしていくという。そのあたりが佐野海舟の課題と言っていいだろう。

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