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【写真:NN】
インドネシア代表戦で安定感ある守備をみせた高井幸大
サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第10節でインドネシア代表と対戦し、6-0と快勝した。5日のオーストラリア代表戦で先発した最終ラインの町田浩樹と渡辺剛が離脱する中、高井幸大が右センターバックとしてフル出場し、無失点での勝利に貢献した。
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日本は最終節、インドネシア代表戦を6-0の大勝で締めくくり、最終予選を7勝2分1敗という好成績で終えた。10試合で得点は30、さらに失点はわずか3だった。
「チームとしてはゼロで終われて良かったです」と高井が言うように、インドネシア代表戦ではシュートを1本も打たせず、この試合も守備は安定していた。
5日のオーストラリア代表戦での敗戦を受けて、チームとして短い時間で修正してきた。「ニアゾーンっていうところだったり、攻撃の最後の質のところ、アイデアの共通意識だったりは課題になっていたので、そこは取り組めて、良い形も出て良かったんじゃないか」と相手は違えど、チームとして狙っていた形を出せたという。
だが、高井自身はさらなるレベルアップを自らに促しているようだった。
「オーストラリアよりはライン間も空いてましたし、そこまで守備強度もなかったので簡単に入れましたけど、もっと強度の高いチームに対してもああいうプレーをしたいですし、成長したいなと思う」
最終予選全シリーズで招集を受けながら、出場はこの日のインドネシア代表戦を含め4試合。今回初招集された7人や代表デビューを飾ったフレッシュな選手たちと比べれば、常連組とも言えるが、「時間もないですし、アピールするだけだな」と1年後に迫ったW杯本大会に向け、定位置をつかみにいくつもりだ。
最終予選を通じて得たものもある。
「難しい試合も多かった中で相手にブロックを敷かれたときの崩し方だったりっていうのはすごく勉強になった」と成長著しい20歳は最終予選での経験を糧に、さらなる向上を図る。
(取材:加藤健一、文・構成:編集部)
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