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【写真:田中伸弥】
シャドーで途中出場した大関友翔は厳しい評価を下す
サッカー日本代表は12日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第2戦で中国代表と対戦し、2-0で勝利した。70分から途中出場した大関友翔は、自らのパフォーマンスを振り返る。川崎フロンターレでプレーする20歳は厳しい評価を下しながらも、自身のパフォーマンスを冷静に分析していた。
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「出来的には0点かなと思います」
佐藤龍之介に代わってシャドーのポジションに入った大関は、自身のパフォーマンスに厳しい評価を下した。
「ミスも多かったですし、失う場面が多かった。途中から入って、ゲームの流れ的にも良い流れに持ってきて欲しいっていう話で送り出された中で、自分のところでゲームの流れを持って来ることもできず、(ボール)ロストも多かったので、すごくマイナスな部分が多かったかなと思います」
初戦ではボランチでプレーし、この日はシャドーのポジションに入った。初戦では中村草太に決定的なラストパスを出すなど、短い出場時間の中で爪痕を残したが、この日はそういった持ち味を出すことなくタイムアップのホイッスルを聞いた。ポジションが変わったことで、求められるプレーも変わる。ただ、それを言い訳にはできない。
「(違いは)少なからずあったと思いますけど、そんな中でもやらなきゃいけない。シャドーもボランチもできるのが自分の強みなので、そういった意味では課題が残ったかなと思います」
シャドーに入りながらも、ボールを受けに降りてくる場面が目立った。「映像見ないと分からないですけど」と前置きしながら、ポジショニングを課題に挙げる。
「ボールを受ける所も少し低かったですし、判断も遅かった。たぶん、イメージより受ける場所も少し低かったかなと思います」
短い準備期間の中で普段一緒にプレーしていない選手たちと、選手によっては普段と異なるポジションでプレーすることになるのが日本代表という舞台だ。大関は悔しさを糧に、自らの課題と向き合いながら、次なるステップへ向けて歩みを進める。
(取材:加藤健一【韓国】、文:編集部)
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