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フォーカス 5か月前

あまりに残念…。サッカー日本代表、E-1選手権で期待外れだった選手5人。アピールに失敗したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka,Editor

FW:山田新(やまだ・しん)

サッカー日本代表FW山田新
【写真:編集部】

生年月日:2000年5月30日(25歳)
所属クラブ:川崎フロンターレ
E-1選手権2025成績:1試合0ゴール0アシスト

 いまやJ1の象徴的なストライカーとなった山田新だが、満を辞して臨んだE-1選手権は不完全燃焼に終わった。

 山田は昨季、J1でジャーメイン良と並んで日本人選手最多の19ゴールをマーク。今季はここまで2ゴールを挙げるに留まっているが、その実力を評価されてE-1選手権に臨む日本代表メンバーに選ばれた。

 E-1選手権では、初戦となったホンコン・チャイナ代表戦で後半開始と同時にピッチに立った。途中出場とはいえ、45分という長いプレータイムを得たものの、大きなインパクトを残すには至らなかった。

 前線で起点になれず、ボールをロストしてしまうシーンも散見。チャンスに絡むことはできず、代表初出場は残念ながら無得点で終わった。

 同ポジションを争うジャーメイン良や細谷真大はそれぞれゴールという結果を残し、垣田裕暉らは献身的なプレーを評価されて事実上のファイナルとなった韓国代表戦で出場機会を得た。一方で、山田は初戦のホンコン・チャイナ代表戦のみの出場にとどまり、アピール不足という評価は免れない。

 そんな山田に新たな動きもあった。大会終了翌日の7月16日、所属クラブの川崎フロンターレは「山田新選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため、本日(7月16日)の活動をもってチームを離脱することになりました」と発表。E-1選手権では悔しい結果となったが、新天地での挑戦を通じて、2026年FIFAワールドカップ(W杯)本大会メンバー入りを目指す。

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