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Jリーグ 3か月前

戦力アップ大成功!? 2025年夏、J1補強評価ランキング1~5位。最も充実した移籍期間を過ごしたのは?

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:セレッソ大阪


【写真:Getty Images】

2025 J1リーグ順位:10位
主な新戦力:大畑歩夢、井上黎生人、ディオン・クールズ
主な放出選手:舩木翔、北野颯太

 2024シーズンのJ1で10位だったセレッソ大阪は、アーサー・パパス監督を迎えて新体制で臨んだ2025シーズン、第26節を終えて9位と中位に位置している。

 夏の移籍市場では大型補強こそなかったが、的確に必要なポイントを補った印象だ。

 登里享平が左膝外側半月板損傷のため手術を受けて長期離脱。出場機会が限られていた舩木翔はアルビレックス新潟に加入したため、セレッソにとって、夏の移籍期間で最も重要だったのは左サイドバックの強化だった。

 このポジションには、ベルギーのOHルーヴェンから大畑歩夢が加入しており、穴を埋めることが期待されている。

 センターバックでは進藤亮佑が負傷離脱となり、7月末に浦和レッズから井上黎生人が加入した。

 さらに、6月にタイのブリーラム・ユナイテッドから加入したディオン・クールズも185cmの長身でありながら、激しいアップダウンもこなせる右サイドバックで、ここまで好印象を残している。

 一方で、今シーズンの攻撃をけん引していた21歳のホープ、北野颯太がオーストリアのRBザルツブルクへ移籍したことで攻撃陣にはやや不安がある。

 それでも、移籍期間閉鎖間際にスペインのレアル・ソシエダから久保瑛史が加入した。17歳の若手で過度な期待は禁物だとしても、兄・久保建英の名も相まって注目度は高い。

 補強の方針は、抜けた選手の穴を埋めるという明確なもので、派手さはないが的確に対処した。順位をさらに押し上げるかは、若手の飛躍や新戦力の適応次第となりそうだ。

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