サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて困難なことだ。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは初招集や復帰組が多かった9月シリーズのサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。[2/5ページ]
※成績、市場価値は9月8日現在。『transfermarkt』を参照
9位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年8月28日
市場価値:800万ユーロ(約13.6億円)
25/26リーグ戦成績:3試合4得点0アシスト
日本代表通算成績:32試合14得点2アシスト
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上田綺世は現在の日本代表では絶対的なストライカーと言って良いだろう。
所属するフェイエノールトでは、今年1月にメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがミランに移籍して以降はエースとしての活躍を求められており、今季は開幕3試合で4ゴールと最高のスタートを切った。
元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ監督の下で、欧州基準のストライカーとしての成長を続けている。
上田の最大の持ち味はゴールを含む「攻撃力」の部分だ。
パンチのある右足のシュートだけでなく、身体能力の高さを活かした打点の高いヘディングシュートも魅力。相方となるチャンスメイカーがいれば多くの得点を量産できるはずだ。
現代のストライカーには多くのタスクが課されている。上田もメキシコ代表戦でもロングボールのターゲットとなり、身体の強さを活かしたプレーで幾度となくボールを収めた。
前線で基準点となれる選手は日本代表の中でも多くはなく、彼の「パワー」はチームとしても貴重な武器だ。
標準以上の「スピード」や「テクニック」も兼ね備えており、周りの選手がチャンスを作ることができれば、限られた機会をゴールに結びつける素質は持っている。
しかし、直近の日本代表ではそもそも上田にシュートチャンスが訪れない試合も多く、チームとしての崩しの連係には伸びしろを残している。