サッカー日本代表は目下、米国遠征に赴いている。現地時間6日にはメキシコ代表とスコアレスドロー。FIFAワールドカップ北中米大会(W杯)のホスト国を相手に決定機を作ったが、決め切れなかった。9日(日本時間10日 8:30 K.O.)には同じくホスト国のアメリカ代表と対戦するが、前節の課題を払拭できるだろうか。日本のスタメンを予想する。[2/6ページ]
CB:関根大輝

【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月11日(23歳)
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
2025/26リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:2試合0得点
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メキシコ代表戦から中2日とあって、スタメンはほとんど総替えが予想される。今回のゲームでは、メキシコ戦で負傷によりピッチを退いた板倉滉に代わって投入された関根大輝が、3バックの右に入りそうだ。
メキシコ戦では60分からの緊急的な出場だったが、関根は堅実かつ思い切りの良い対応を見せた。ブロックやクリアでチームのピンチを未然に防ぎ、サイドバックを主戦場とする可動域の広さから鋭いインターセプトも披露した。
ビルドアップの面でも目立ったミスはなく、無難にボールを処理していた。もっとピッチに立つ時間が長ければ、関根が攻撃の起点として機能する場面もあるかもしれない。
所属するスタッド・ランスは今季リーグ・ドゥを戦っているが、関根は2025/26シーズンの開幕4試合すべてでフル出場。コンディションの安定が見て取れ、普段の実力を発揮しきれないということはなさそうだ。
今年6月に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)第9節・オーストラリア代表戦に続く、フル代表2度目の先発起用を目指す。
CB:渡辺剛

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月5日(28歳)
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
2025/26リーグ戦成績:3試合0得点
日本代表通算成績:5試合0得点
メキシコ代表戦からの「総替え」を明言する森保一監督だが、そのうちの何人かは引き続き今回の試合でもピッチに立つと見られる。
そのひとりが、3バックの一角を担う渡辺剛だ。板倉滉の状態が不安な点もあり、先の試合に続いて、今回も最終ラインの真ん中で先発起用が濃厚である。
町田浩樹、伊藤洋輝、冨安健洋、高井幸大らレギュラー格が軒並み怪我で不在の米国遠征において、渡辺は新たに戦力化できるDFとして最も有力だ。
メキシコ戦における同選手は持ち前の空中戦の強さを見せ、パス供給でも安定感を見せた。3バックの真ん中はボールも頻繁に集まって来るが、落ち着いてさばいており、データサイト『FotMob』によればパス成功率は両チームトップタイの95%を記録している。
渡辺が最終ラインの熾烈な競争に加わることができれば、「2チーム化」を目指す森保ジャパンにおいて重要な存在となり得るだろう。今回の遠征でその立場を確固たるものにしたいところだ。
CB:荒木隼人

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月7日(29歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
2025リーグ戦成績:29試合3得点
日本代表通算成績:3得点0得点
メキシコ代表戦では出番がなかったが、今回の試合では最終ラインでの起用が濃厚な荒木隼人。所属元のサンフレッチェ広島では制空権をほぼ完全に掌握しており、フィジカルに長けた外国人選手の上からボールを叩くシーンも多々見られる。
アメリカ代表はメキシコの選手に負けず劣らず機動力に優れており、2022年のFIFAワールドカップカタール大会(カタールW杯)でも活躍したティモシー・ウェア、今季の英チャンピオンシップの開幕4試合で5得点と結果を出すジョシュ・サージェントは地上でも空中でも戦えるタレントだ。
現地時間6日に行われた韓国代表戦で出番がなかったFWダミオン・ダウンズも192cmを誇っており、パワープレーで押し込んでくるオプションもありそうだ。ダウンズは所属元のサウサンプトンでも控えからの起用が大半だが、ボックス内で効果的な仕事をこなせる選手だ。
荒木は試合を通じて高い集中力を求められそうだが、今季のサンフレッチェ広島でリーグ戦全試合先発起用を誇る守備職人にとってはもはや“日常”だろう。欧州で結果を残す猛者が相手であっても十分に渡り合えるはずだ。