サッカー日本代表は目下、米国遠征に赴いている。現地時間6日にはメキシコ代表とスコアレスドロー。FIFAワールドカップ北中米大会(W杯)のホスト国を相手に決定機を作ったが、決め切れなかった。9日(日本時間10日 8:30 K.O.)には同じくホスト国のアメリカ代表と対戦するが、前節の課題を払拭できるだろうか。日本のスタメンを予想する。[4/6ページ]
MF:藤田譲瑠チマ

【写真:Getty Images】
生年月日:2002年2月16日(23歳)
所属クラブ:ザンクトパウリ(ドイツ)
2025リーグ戦成績:2試合0得点
日本代表通算成績:3試合0得点
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メキシコ代表戦では出番がなかった藤田譲瑠チマも、佐野海舟と共にスタートからボランチの位置で起用されると見られる。
先の試合ではボランチに入った鎌田大地が下がってからの戦いぶりを見ると、効果的にボールを回せる存在はやはり重要で、藤田はまさに役割を担えるはずだ。昨年行われたパリ五輪(パリオリンピック)でのクオリティを振り返ると、フル代表でも問題なくプレーできるだろう。
今夏に加入したドイツのザンクトパウリでもすでに結果を出しており、早くも中盤の司令塔として練度の高い働きを示している。
今回の遠征には中盤の絶対的存在だった守田英正やリーズで好調の田中碧が不参加だが、それだけに藤田はゲームメイクに長けた側面を披露したいところだ。
このタイミングで実力を発揮できれば、将来的に今回の米国遠征が分水嶺だったと言える日が来るかもしれない。
MF:佐野海舟

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日(24歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:2試合0得点
日本代表通算成績:7試合0得点
森保一監督が明言する「2チーム分作る必要がある」という構想において、佐野海舟はどちらかの11人には確実に選ばれるだろう。
メキシコ代表戦では途中出場だったことを踏まえると、今回の試合では先発に名を連ねるはずだ。
先のゲームではプレースタイルが似た遠藤航とダブルボランチの位置で併用されたこともあり、大きな変化を生めなかった。しかし今回は、よりゲームメイクに特長がある藤田譲瑠チマとコンビを組む可能性が高い。その状況ならば、佐野海舟も存分にプレッシングに迎えるはずだ。
なおかつ、相手のアメリカ代表には明確なエースであるクリスチャン・プリシッチがいる。現地時間6日に行われた韓国代表との一戦では、明らかにボールが彼に集められていた。ACミランの主力のクオリティに疑いの余地はないが、それはすなわち“獲りどころ”にもなるということだ。そういった場面でこそ、日本の21番が輝く。
韓国戦でフル出場を果たしたプリシッチが今回の試合もスタートから出てくるかは怪しいところだが、どの選手にとっても佐野海舟のボール奪取能力は脅威だ。