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J1 2か月前

横浜F・マリノス史上最高! “化け物”となった下部組織出身選手6人。日本を代表する優れた才能たち

シリーズ:“化け物”となった下部組織出身選手 text by 編集部 photo by Getty Images

 J1リーグ5回、天皇杯2回などの優勝を誇る横浜F・マリノス(横浜マリノス時代を含む)。そんな同クラブが築いてきた歴史の中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、横浜FMの下部組織出身でクラブの成功に大きく貢献した選手を6人紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)[6/6ページ]

MF:水沼宏太(みずぬま・こうた)


【写真:Getty Images】

生年月日:1990年2月22日
在籍期間:2008年2月~2010年7月, 2020年1月〜2025年1月
クラブ通算成績:245試合26得点54アシスト

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 水沼宏太は、ジュニアユースから横浜F・マリノスで育ち、2007年に2種登録でトップデビューし、翌2008年に正式にトップチームに昇格した。

 その後、出場機会を求めて栃木SCに期限付き移籍すると、2012年からはサガン鳥栖でプレー。さらに、FC東京とセレッソ大阪でもプレーし、2020年にマリノスに復帰している。

 10年ぶりにマリノスに戻ってきた水沼は、リーグ屈指の右サイドとして数々のチャンスをつくっている。

 2020シーズンは、第27戦・浦和レッズ戦での3アシストもあって、2桁アシストを達成し、2021シーズン以降も鋭いクロスでアシストを量産した。

 そんな水沼は、1月にニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFC(オーストラリア)への移籍を発表。34歳にして初の海外での挑戦を選択した。

 クラブ公式によると「『横浜F・マリノス第二章』は本当に特別なものです」とクラブ愛を感じるコメントを残した。

 水沼宏太が初めて三ツ沢球技場を訪れたのは、1995年のことだったとクラブの公式サイトで紹介されている。父の水沼貴史に連れられて木村和司の引退試合にやってきた。マリノスのレジェンドを観て育った少年がクラブを代表する選手になったというのは、関係者にとってもファンにとっても感慨深いことだろう。

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【了】

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