2025シーズンの明治安田J1リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1の20クラブのホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
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12位:清水エスパルス
本拠地:IAIスタジアム日本平
収容可能人数:1万9,594人
平均入場者数:1万8,803人
清水エスパルスは、2025シーズンのJ1で1試合平均1万8,803人の観客を動員した。
J2からの昇格組である清水は、2024シーズンの1試合平均が1万7,750人だった。
J1に昇格したにもかかわらず、前年比105.93%の増加にとどまった最大の要因は、本拠地「IAIスタジアム日本平(アイスタ)」の収容規模である。
アイスタの収容可能人数は1万9,594人で、J1の中では比較的小さいスタジアムだ。
J2時代から動員が高水準だった清水は、J1昇格による“特需”を受けきれず、ほぼ満員の状態で頭打ちになった形と言える。
第3節のサンフレッチェ広島戦は、平日開催の影響で、1万2,238人の動員にとどまったが、アイスタで開催された16試合では動員率が80%を超えており、常に満員に近い状態だった。
シーズン最多動員は、国立競技場で開催された第14節の名古屋グランパス戦で、5万2,847人を動員した。
2024シーズンも国立競技場で横浜FCと対戦し、5万5,598人を集めていたため、シーズン平均の比較としては国立競技場開催ゲームの影響は大きくない。
アイスタは開場から34年目のスタジアムで、老朽化が進んでいる。
清水は改修して使用を続けるか、新スタジアムを建設するかの協議を進めており、今後の動きが注目を集めている。

