2025シーズンの明治安田J1リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1の20クラブのホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
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17位:柏レイソル
本拠地:三協フロンテア柏スタジアム
収容可能人数:1万5,109人
平均入場者数:1万3,017人
柏レイソルは、2025シーズンのJ1で1試合平均1万3,017人の観客数を記録した。
2023、2024シーズンと、2年連続でギリギリのJ1残留を果たした柏だったが、2025シーズンはリカルド・ロドリゲス監督の就任を機に序盤から好調を維持。観客動員も記録的なペースで推移した。
第3節のセレッソ大阪戦こそ8,946人にとどまったものの、それ以降は全試合で1万1,000人を下回ることがなく、収容1万5,109人の「三協フロンテア柏スタジアム」は常に埋まり、空席の目立たないシーズンとなった。
チームの躍進に加え、クラブの取り組みも動員増に寄与した。
今シーズンからSS席に背もたれやドリンクホルダーを設置し、グッズ販売やスタジアムグルメも強化。さらに試合ごとに多彩なイベントを実施し、来場者満足度の向上に力を入れていたことも追い風となった。
こうした環境づくりがスタジアムの熱気を生み、選手たちの背中を押して好成績につながった側面もあるだろう。
久々に優勝争いに絡んだ柏だが、もしスタジアムの規模が今より大きければ、さらに多くの観客を呼び込めていた可能性は高い。
実際、2025シーズンはチケット完売が相次ぎ、クラブが当日券販売なしをSNSなどで頻繁に案内する状況が続いた。
また、国立競技場で行われた2025 JリーグYBCルヴァンカップ決勝では、柏側ゴール裏のチケットが先行抽選の段階で3層すべて完売し、一般販売に回らなかった。
これも柏サポーターの熱量の高さをうかがえるエピソードだ。
数字の上では昨シーズンから約8%の観客数増加でしかないものの、ファンの満足度はまるで違うものになったはずだ。

