2025シーズンの明治安田J1リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1の20クラブのホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
——————————
16位:FC町田ゼルビア
本拠地:町田GIONスタジアム
収容可能人数:1万5,320人
平均入場者数:1万4,018人
FC町田ゼルビアは、2025シーズンのJ1で1試合平均1万4,018人の動員を記録した。
町田は2024シーズン、J1初挑戦ながら優勝争いを演じ、平均1万7,610人を記録した。
しかし、2025シーズンは6位でフィニッシュし、観客数は約2割の減少。J1の20クラブの中で最も大きな下落幅となった。
一見すると「優勝争いに絡めなかったこと」が原因に見えるが、実際に大きかったのは国立競技場での試合開催数の違いだ。
今シーズンは浦和レッズ戦とFC東京戦の2試合を国立で開催し、それぞれ4万4,363人、4万6,838人を動員した。
対して昨シーズンは4試合が国立開催で、平均4万4,914人を記録。これがシーズン全体の平均を押し上げ、本拠地「町田GIONスタジアム(Gスタ)」の収容人数を超える平均動員という異例の状態を生んでいた。
一方、Gスタ開催のゲームに限定すると、昨シーズンの平均が1万328人に対し、今シーズンは1万249人。確かに減少しているものの、ほぼ横ばいと言える差で、J1初挑戦時に訪れた層がファンとして定着していることがうかがえる。
それでも、J1上位を争うクラブとしては、本拠地で平均1万人前後というのは物足りない数字で、さらにファン層を拡大していく必要がある。
Gスタは、東京都に拠点を置きながらアクセスが良くないことでも知られており、動員増のボトルネックになっている。
スタジアム問題が町田の成長に直結することは明らかで、クラブとしても次のステップへ進むための大きなテーマとなりそうだ。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch
【関連記事】
【了】

