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J1 4か月前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング16~20位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:Jリーグパワーランキング text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング16~20位
Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング16~20位【写真:Getty Images】



 サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものがある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。ランキングの16位から20位を紹介する。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。[4/5ページ]
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17位:北海道コンサドーレ札幌(171)

北海道コンサドーレ札幌
北海道コンサドーレ札幌のサポーター【写真:Getty Images】


2025リーグ戦成績:12位(J2)
2025シーズンホームグロウン人数:8人(10位タイ)
2025リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:14,470人(18位)
2024年度営業収益:約50億円(13位)

 2024シーズンにJ1で19位となり、失意の降格を喫した北海道コンサドーレ札幌。長年チームを率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が去り、岩政大樹体制でスタートを切った9年ぶりのJ2で待っていたのは、苦難の連続だった。

 開幕からの不振が響き、8月には柴田慎吾体制へと移行したが、最終12位と昇格争いから遠く及ばない結果に終わった。

 それでも、札幌がパワーランキングでJ2勢最高位の17位に踏みとどまった事実は注目に値する。



 ただ、財政面に不安を抱えているのは看過できない。2024年度の営業収入では約50億円を計上しているが、クラブは2026年1月に同年6月期の営業赤字が約17億円になるとの見通しを示した。

 前期の純資産を上回る赤字につき、債務超過を回避するために札幌は約15億円の営業外収益を計上する方針を固めているようだ。

 集客面はポジティブな見方ができるだろう。平均14,470人を記録。J1時代の17,086人からは減少したものの、依然として地域に根ざした高い動員力を維持している点は大きな財産と言える。

 さらに、クラブの魂を継承する育成組織の存在感も健在だ。主将の宮澤裕樹を筆頭に、中村桐耶や荒野拓馬ら生え抜きが屋台骨を支え、ホームグロウン人数はリーグ10位タイを誇る。

 2025年限りで現役引退を決断した深井一希もまた、アカデミーが育んだ至宝であり、多くのファンが別れを惜しんだ。

 財政面の懸念に加え、今季は秋春制移行につきJ1昇格が最速で1年半後になる。その状況下で戦力を整えなければならず、例年より舵取りが難しくなる可能性もある。

 J2屈指の“パワー”を誇りながら、1年でのJ1復帰を逃した代償は大きく、2026年はよりシビアな経営判断とチーム再建が求められるだろう。

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