
21歳以下日本人移籍金ランキング【写真:Getty Images】
現在の日本サッカー界は、多くの選手たちが海外へ渡り、異国の地で活躍している。特に、ここ数年で若手でも海外に挑戦できる時代に変化し、今冬も複数の選手が欧州へ移籍。多額の“移籍金”が、発生している。そこで今回は、21歳以下に縛りを設け、歴代の移籍金をランキング形式で紹介する。※成績、移籍金は27日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[4/5ページ]
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2位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)

パルマの鈴木彩艶【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月21日(23歳)
移籍先:シント=トロイデン(ベルギー)→パルマ(イタリア)
移籍したシーズン:24/25シーズン
移籍金:820万ユーロ(約15億円)
24/25リーグ成績:37試合53失点
シント=トロイデン(ベルギー)からパルマに移籍した鈴木彩艶は、日本人GK史上初のセリエAデビューを果たした。
2023年8月に、11年間在籍した浦和レッズからシント=トロイデンに期限付き移籍した鈴木は、日本国内では出場機会を得られなかったが、新チームではすぐに主力として定着する。
それ以降の、同選手の成長スピードは尋常ではなかった。
約半年後の2024年2月に完全移籍を果たした日本人GKは、その後の公式戦全試合フル出場(代表招集を除く)。失点数は「50」と少なくはなかったが、クラブ内の評価は極めて高かった。
また、市場価値を見ても、浦和を退団する前と比べて、10倍の推定250万ユーロ(約4.5億円)まで伸ばし、一気に日本を代表するGKへと進化している。
そんな鈴木は、2024年7月にクラブGK史上2番目の移籍金である推定820万ユーロ(約15億円)でパルマへ完全移籍。キーパー大国であるイタリアの地に足を踏み入れた。
欧州5大リーグということもあって、選手やクラブのレベルがさらに上がり、失点を阻止するのも、難しくなる。
ただ、鈴木のスーパーセーブで格上の相手から勝ち点を奪った試合は、いくつもあり、特にシーズン終盤の第33節ユベントス戦や第37節ナポリ戦が、印象に残っているだろう。
後者の試合後には、現地メディア『スポーツ・パルマ』でチーム最高タイの「7.5」の評価を受けた。
また、第38節アタランタ戦でもビックセーブを繰り返し、3-2の逆転勝利。自力残留の立役者となり、さらにイタリア国内からの評価を高めている。
同リーグのナポリや、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)への移籍の噂が立った鈴木だが、今季もパルマに残留。開幕戦からコンスタントに出場を重ねていた。
しかし、第11節のACミラン戦で左手を骨折。1月22日にチームへ合流したものの、復帰は未だできていない。
6月に行われるFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会までに、完全復活して、サッカー日本代表のゴールマウスを守ってほしいところだ。