
未だ無所属の日本人【写真:Getty Images】
サッカーの世界では、実力がある=所属先に困らないという図式は必ずしも成立しない。2026年のカレンダーは3月に突入したが、フリーの状態が続いている選手は多数存在する。そこで今回は、いまだ無所属の日本人選手を5人ピックアップして紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』を参照しています。(情報は3月2日時点)[3/5ページ]
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FW:久保裕也(くぼ・ゆうや)

FCシンシナティの久保裕也【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月24日
前所属クラブ:FCシンシナティ(アメリカ合衆国)
2025リーグ戦成績:14試合1得点0アシスト
世界各地でプレーしてきた久保裕也のキャリアは、メジャーリーグサッカー(MLS)を最後にストップしてしまうのだろうか。
32歳の元サッカー日本代表は、2025年11月に双方合意でFCシンシナティ(アメリカ合衆国)との契約を解除。以降は新天地に関する続報が出ていない。
京都サンガF.C.のユースで育成を受けた久保は、2011シーズンにトップチーム昇格を果たしてプロデビューを飾った。
すぐさまチームの主力になると、2013年7月にはBSCヤングボーイズ(スイス)に完全移籍。10代にして海外挑戦をスタートさせる。
その後、KAAヘント(ベルギー)と1.FCニュルンベルク(ドイツ)でキャリアを積んだ久保は、2020年1月にシンシナティへと完全移籍加入。これまでプレーしてきた攻撃的ミッドフィルダー(MF)のみならず守備的MFの役割も担い、より汎用性の高い選手にバージョンアップした。
だが、2025シーズンは出場機会を大きく減らし、MLSで14試合1得点と満足のいく成績を残せず。
2024シーズンは同リーグで、32試合に出場し、10得点3アシストを記録していただけに、余計に急減速感が目立つ。
退団の際、久保は自身のインスタグラムで「6年の時を経て、今日シンシナティでの章を閉じます」とコメント。ただ、契約解除の背景や理由には触れておらず、クラブ側からも具体的な説明はなかった。
昨季始動時に報道されたトレーニング無断欠席により、チーム内の序列が低下して出場機会の減少につながったのだとすれば、退団は決して“円満退社”ではなかった可能性もある。
とはいえ、32歳でまだまだプレー内容にも衰えが見えない現状では、次なる所属先が決まるのもそう遠い先の話ではないのかもしれない。
※3日に現役引退を発表