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J1 1か月前

もう3月だけど…。いまだ無所属の日本人選手5人。実力はあるのに所属先が決まらない男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

もう3月だけど…未だ無所属の日本人5人
未だ無所属の日本人【写真:Getty Images】



 サッカーの世界では、実力がある=所属先に困らないという図式は必ずしも成立しない。2026年のカレンダーは3月に突入したが、フリーの状態が続いている選手は多数存在する。そこで今回は、いまだ無所属の日本人選手を5人ピックアップして紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』を参照しています。(情報は3月2日時点)[1/5ページ]

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DF:ファン・ウェルメスケルケン・際(ふぁん・うぇるめすけるけん・さい)

川崎フロンターレDFファンウェルメスケルケン際
川崎フロンターレDFファンウェルメスケルケン際【写真:NN】


生年月日:1994年6月28日
前所属クラブ:川崎フロンターレ
2025リーグ戦成績:26試合0得点4アシスト

 直近のシーズンの成績を踏まえると、ファンウェルメスケルケン際の所属先が未だ決まっていないのは不思議としか言いようがない。

 2025シーズンに川崎フロンターレで、安定したプレー機会を得ていた31歳の右サイドバック(SB)は、2025年12月に契約満了で同クラブを退団。それからは、新天地決定の一報がないままだ。

 オランダ人の父と日本人の母の間に生まれたウェルメスケルケンは、ヴァンフォーレ甲府の下部組織であるヴァンフォーレ八ヶ岳に所属した期間(2008~2013年)を除けばオランダでキャリアを積んでいる。



 そんな中、2024年1月に川崎に完全移籍で加入。プロとして初となるJリーグでのプレーを決断した。

 2024シーズンは、明治安田J1リーグで24試合に出場して1得点2アシストをマーク。オランダで培った攻守両面における対人能力の高さと、左右両方のSBをこなす万能ぶりを示し、加入初年度としては十分に満足のいく成績を残している。

 昨季もリーグ戦26試合に出場して4アシストを記録するなど、ウェルメスケルケンの出来は決して悪くなかった。

 しかし、先に述べたように現時点では無所属の状態が続いている。

 複合的な理由があるのは確かだが、Jクラブにおいてウェルメスケルケンが主戦場とする右SBは既に主力選手が固定されているケースが多い(鹿島アントラーズの濃野公人、ガンバ大阪の半田陸など)。

 また、3バックを採用するチームが少なくなく、そもそも4バックの中で活きるウェルメスケルケンの需要が限られているという現実もあるだろう。

 川崎で活躍した万能型SBの移籍先を、引き続き注目したい。

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