
未だ無所属の日本人【写真:Getty Images】
サッカーの世界では、実力がある=所属先に困らないという図式は必ずしも成立しない。2026年のカレンダーは3月に突入したが、フリーの状態が続いている選手は多数存在する。そこで今回は、いまだ無所属の日本人選手を5人ピックアップして紹介する。
※本記事のデータはデータサイト『transfermarkt』を参照しています。(情報は3月2日時点)[4/5ページ]
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FW:安藤瑞季(あんどう・みずき)

水戸ホーリーホックの安藤瑞季【写真:Getty Images】
生年月日:1999年7月19日
前所属クラブ:水戸ホーリーホック
2025リーグ戦成績:9試合1得点0アシスト
2026シーズンの明治安田Jリーグ百年構想リーグにおける注目点の1つといえば、クラブ史上初のJ1挑戦に乗り出している水戸ホーリーホックだ。
だが、未来への希望に満ち溢れたチームの中に、背番号9を背負っていた安藤瑞季の姿はない。
2025シーズン限りで契約満了により同クラブを退団したかつての“世代最強フォワード”は、未だ所属先が決まらない状態が続いている。
長崎総合科学大学附属高校時代、安藤は抜群の身体能力を活かしたスケールの大きなストライカーとして、高校サッカー界で異彩を放っていた。
2018シーズンにはセレッソ大阪へと入団。U-23チームでのプレーが主だったが、トップチームにはほとんど絡めなかった。
2020シーズンにプレーした育成型期限付き移籍先のFC町田ゼルビア(当時J2)で33試合7得点2アシストと結果を残すと、2021年1月には水戸へと完全移籍する。
安藤は同チームに在籍した5シーズンで、リーグ戦通算132試合に出場し、セレッソで叶わなかった“主力としてプレーする日々”を手に入れた。
しかし、ストライカーが最も求められるゴールについては、各シーズン見ても2桁得点はなく、いまひとつインパクトを残せず。
クラブが史上初のJ1昇格を決めた昨季を最後に、チームを離れることになった。
水戸でのラストシーズン、左ハムストリングス付着部損傷で戦列を離れざるを得なかった不運もあったが、安藤はリーグ戦出場が9試合にとどまった。
26歳になった今、安藤に求められるのは即戦力としてのパフォーマンスだろう。
しかし、 いまだコンディションが万全ではないのであれば、他クラブが獲得に二の足を踏んでいる可能性も否定できない。
高校時代は、圧倒的な身体能力で無双できたが、身長176cmの安藤は、空中戦型でもなければ、スピード特化型でもない。
絶対的な武器が評価軸になりづらい現状も、フリーの状態が長引く原因の1つかもしれない。