
好調なJリーグクラブ5選【写真:Getty Images】
明治安田J1百年構想リーグは4試合を終え、全国各地で熱戦が繰り広げられている。新たに導入されたPK戦はサポーターを興奮の渦に巻き込み、試合はこれまで以上にエキサイティングな展開となっている。そんな中、開幕から好スタートを切り、着実に勝ち点を積み重ねているクラブが存在する。今回は、今季特に注目すべきクラブをピックアップして紹介する。[2/5ページ]
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東京ヴェルディ

リーグ3位と好調の東京ヴェルディ【写真:Getty Images】
リーグ戦順位:3位(リーグEAST)
今季リーグ戦成績:2勝1PK勝ち1敗(勝ち点8)
今季の明治安田J1百年構想リーグで予想外だったのは、東京ヴェルディのスタートダッシュだ。
2024シーズンに16年ぶりのJ1復帰を果たしたヴェルディは、この年リーグ戦6位と健闘。しかし、昨季は一転して17位と低迷した。
守備面では一定の安定感を示したものの、極度の得点力不足に陥り、総得点はリーグ最下位に終わっている。
オフシーズンに立て直しを図りたかったヴェルディだが、その道のりは決して平坦ではなかった。
ユース出身のセンターバック、谷口栄斗がクラブを去り、新加入はわずか4選手のみ。実績十分の即戦力を確保するには至らず、現有戦力の底上げに頼らざるをえない状況となった。
それでもチームは、その逆境を跳ね返していく。
開幕節の水戸ホーリーホック戦を3-1で制すると、続く柏レイソル戦では、後半アディショナルタイムに福田湧矢のゴラッソで勝ち点3をもぎ取った。
第3節・FC町田ゼルビアとの東京クラシックでは、2点ビハインドという劣勢に立たされながらも、後半アディショナルタイムに追いつき、その勢いのままPK戦を制した。
後半終了間際に怒涛の勝負強さを発揮する姿は、後半の得点で勝ち点を積み重ねた2024シーズンの戦いぶりを想起させる。
第4節・横浜F・マリノス戦でシーズン初黒星を喫したとはいえ、シーズンはまだ序盤戦。
城福浩監督の掲げるムービング・フットボールは、百年構想リーグにおいて台風の目となるかもしれない。