
好調なJリーグクラブ5選【写真:Getty Images】
明治安田J1百年構想リーグは4試合を終え、全国各地で熱戦が繰り広げられている。新たに導入されたPK戦はサポーターを興奮の渦に巻き込み、試合はこれまで以上にエキサイティングな展開となっている。そんな中、開幕から好スタートを切り、着実に勝ち点を積み重ねているクラブが存在する。今回は、今季特に注目すべきクラブをピックアップして紹介する。[4/5ページ]
——————————
鹿島アントラーズ

リーグ1位の鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】
リーグ戦順位:1位(リーグEAST)
今季リーグ戦成績:4試合3勝1PK負け(勝ち点10)
Jリーグ創設当初から常勝軍団として日本を代表するクラブとなり、2007年からリーグ3連覇を達成した鹿島アントラーズ。しかし、2016年以降はリーグ優勝から遠ざかっており、指揮官を交代を繰り返すなど迷走する時期が続いていた。
クラブは常勝・鹿島復活の特効薬として、川崎フロンターレの黄金期を築き上げた鬼木達を監督へ招へい。クラブOBでもある名将の就任は、鹿島にとって覚悟の一手だった。
そして、鬼木監督率いる鹿島はすぐに結果を残した。
鈴木優磨とレオ・セアラを擁する破壊的な攻撃力、早川友基や植田直通らによる鉄壁の守備力はリーグ随一で、柏レイソルとの激闘を制し、久しぶりのリーグ優勝を果たしている。
このオフシーズンには即戦力の補強を行わなかったものの、目立った流出もなく、盤石の布陣を維持したまま、百年構想リーグを迎えている。
開幕戦のFC東京との一戦は前半に退場者を出す厳しい状況の末、PK戦で敗戦を喫したものの、その後の3試合は王者らしい粘り強い戦いを見せ3連勝を記録している。
特に、第4節・浦和レッズ戦では前半開始早々に2点ビハインドとなる苦しい展開の中、レオセアラのPKで1点差に追いつくと、55分にはコーナーキック(CK)から鈴木のヘッドで同点に。90分にはまたもCKからアレクサンダル・チャヴリッチがヘディングで押し込み、大逆転勝利を収めた。
最高のスタートダッシュを決めた鹿島だが、関川郁万、安西幸輝、師岡柊生ら怪我で長期離脱中の主力組が控えており、彼らがピッチに帰ってくればさらなる戦力アップになることは間違いない。
チームが完全体となったとき、どのようなサッカーを見せてくれるのか楽しみだ。