
好調なJリーグクラブ5選【写真:Getty Images】
明治安田J1百年構想リーグは4試合を終え、全国各地で熱戦が繰り広げられている。新たに導入されたPK戦はサポーターを興奮の渦に巻き込み、試合はこれまで以上にエキサイティングな展開となっている。そんな中、開幕から好スタートを切り、着実に勝ち点を積み重ねているクラブが存在する。今回は、今季特に注目すべきクラブをピックアップして紹介する。[3/5ページ]
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京都サンガF.C.

リーグ首位の京都サンガF.C.【写真:Getty Images】
リーグ戦順位:1位(リーグWEST)
今季リーグ戦成績:2勝1PK勝ち1PK負け(勝ち点9)
京都サンガF.C.は今季も序盤戦からリーグ上位につけ、昨季の躍進がまぐれではなかったことを証明している。
2022年にJ1へと昇格した京都は、その後一度もJ2へ降格することなく4シーズンを戦い抜いてきた。
しかし、その道のりは決して順風満帆ではない。2024シーズンはシーズン中盤まで降格圏をさまよい、残留争いを余儀なくされている。
それでも、曺貴裁監督に対するクラブの信頼は変わらず、契約を続行。この決断こそが昨季の快進撃へと繋がった。
2025シーズン、京都はクラブ史上最高位となるリーグ3位を記録。シーズン中にはクラブ史上初となるJ1首位も経験し、これまでにない成功の一年を過ごした。
その原動力となったのは、ラファエル・エリアスや原大智らが形成する強力な攻撃陣だ。シーズン62得点はリーグ2位の数字となった。
順風満帆の1年を送った同クラブだが、今季への不安は少なからずあった。
チームの大黒柱だった川﨑颯太や前線で違いを作る原、守備陣を支えた宮本優太が退団。その穴は決して小さくなく、今季は京都の真価が問われるシーズンとなった。
それでも京都は、したたかに勝ち点を積み上げている。
開幕戦のヴィッセル神戸戦こそPK戦の末に勝利を逃したが、続く清水エスパルス戦はPK戦で勝利。さらにアビスパ福岡、サンフレッチェ広島には2連勝を飾り、現在リーグWESTで単独首位に立っている。
現在の好調を担っているのはエリアスとマルコ・トゥーリオによるブラジル人コンビだ。
エリアスが強烈なシュートをゴールに叩き込めば、トゥーリオは創造性豊かなプレーで、京都の攻撃に推進力を与えている。このコンビが健在な限り、京都が大崩れすることはまずないだろう。