
マンUが育てたアカデミーの最高傑作【写真:Getty Images】
プレミアリーグを最多13回制覇するなど、マンチェスター・ユナイテッドはイングランドを代表する名門としてその地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、これまでにも多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人のアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績はデータサイト『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年3月2日時点)。[2/5ページ]
MF:デビッド・ベッカム(元イングランド代表)

マンチェスター・ユナイテッドのデビッド・ベッカム【写真:Getty Images】
生年月日:1975年5月2日
通算成績:394試合85得点122アシスト
1990年代後半から2000年代初頭にかけてのマンチェスター・ユナイテッドのアイコンと言えばデビッド・ベッカムだろう。
ハリウッドスターのような端正な顔立ちばかり注目を集めるが、正確な右足から放たれるFKをはじめとするピッチ内での貢献度やスター軍団だったイングランド代表を主将として牽引したカリスマ性は「最高傑作」と呼ぶに相応しい。
1992/93シーズンにトップチームデビューを飾り、1997/98シーズンにエリック・カントナから背番号7番を継承したベッカムは、サー・アレックス・ファーガソン体制のマンチェスター・ユナイテッドで重要な役割を担う。
右サイドから正確なクロスをゴール前に送り続け、クラブ歴代3位となる122アシストを記録した。
トップチームに在籍した期間では6度のプレミアリーグ優勝を経験。バイエルン・ミュンヘン相手に大逆転勝利を飾った1998/99シーズの「カンプ・ノウの奇跡」も彼の右足から生まれた。
2003年夏のレアル・マドリード移籍の一連の騒動はファンからすると気持ちが良いものではなかったかもしれないが、クラブのアイコンとして彼が残した結果と華やかなプレーは心に残り続けているだろう。