
マンUが育てたアカデミーの最高傑作【写真:Getty Images】
プレミアリーグを最多13回制覇するなど、マンチェスター・ユナイテッドはイングランドを代表する名門としてその地位を確立している。こうした長い歴史においてアカデミー出身の選手がクラブに与えた影響は大きく、これまでにも多くのクラブ生え抜きの選手がチームの主軸を担う存在へと成長している。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人のアカデミー出身の最高傑作を紹介する。(在籍期間、通算成績はデータサイト『transfermarkt』を参考。出場成績は2022年3月2日時点)。[1/5ページ]
MF:ライアン・ギグス(元ウェールズ代表)

マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス【写真:Getty Images】
生年月日:1973年11月29日
通算成績:963試合168得点273アシスト
今後ライアン・ギグスのようなキャリアを歩む選手は、ほぼ出てこないかもしれない。
1991/92シーズンのトップチームデビューから現役最終年の2013/14シーズンまでマンチェスター・ユナイテッド一筋を貫き、その間に公式戦963試合に出場した。
これはクラブ歴代1位の記録である。
キャリアの当初は快足WGとして名を馳せ、1998/99シーズンのアーセナルとのFAカップ準決勝で披露したおよそ60mを独走しての決勝ゴールは、今もマンチェスター・ユナイテッドの歴史に残る名場面だ。
彼はプレミアリーグが発足した1992/93シーズンから引退する前シーズンの2012/13シーズンまで、21シーズン連続でゴールを決めている。
これは当然ながら歴代最多だ。
キャリアの晩年はワイドから中盤にポジションを移して、全盛期との比較ではスピードが落ちた中でもプレースタイルを変化させてサー・アレックス・ファーガソン監督のチームを支えた。
900試合以上に出場したクラブのワンクラブマンとして、13度のプレミアリーグ優勝を含む数々のタイトル獲得の功績は伝説として語り継がれるだろう。