
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨むチーム【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(W杯)の開幕が今年6月に控えているが、各国のナショナルチームは4年に1度の大会でより良い結果を残すため、日夜試行錯誤に励んでいる。その中で世代交代は避けて通れぬ道であり、多くの指揮官が頭を悩ませるポイントだ。今回は、データサイト『Transfermarkt』を参照し、過去4年間で最も多くの選手をA代表デビューさせたチームをランキング形式で紹介する。※データは4月15日時点[3/5ページ]
3位:ウルグアイ

サッカーウルグアイ代表【写真:Getty Images】
2023年~A代表デビュー選手人数:56人
代表的な初招集選手:マクシミリアーノ・アラウホ、ニコラス・フォンセカ、フェデリコ・ビニャスなど
最新FIFAランキング:17位
監督:マルセロ・ビエルサ
ウルグアイ代表は2023年にマルセロ・ビエルサが指揮官に就任してから、世代交代が進められている。
同年から今日まで56人がA代表デビューを果たしており、大規模な新陳代謝が起きているところだ。
その中で特筆すべきは、強度の高いプレッシングに適応する若手の台頭だ。
先んじてフル代表の舞台に立っていたマヌエル・ウガルテをはじめ、今のウルグアイには好守のトランジションで強さを発揮する選手が多い。
ウガルテとポジションは異なるが、ファクンド・ペリストリもサイドでの推進力と献身性を発揮し、ビエルサ戦術に適応した新世代アタッカーとして存在感を高めている。
最近のペリストリは怪我がちな点が気がかりだが、代表チームにおいては好守に強度を発揮できるキープレーヤーのひとりである。
そうした強度を基準値とする選出ラインはビエルサ就任以降も顕著に見られ、好守に頑強な選手が招聘されている。
スポルティングCPのマクシミリアーノ・アラウホは対人に強くスピードもあり、最終ラインから果敢に攻撃参加に繰り出す。広大なスペースをひとりで制圧できる走力は魅力だ。
同国のレジェンドのひとりであるダニエル・フォンセカを父に持つニコラス・フォンセカも代表入りを果たしており、“潰し屋”としてレンタル移籍中のレアル・オビエドで異彩を放ちつつある。
フィニッシャーを務めるフェデリコ・ビニャスも強靭なフィジカルを有しており、ボックス内で仕事を完遂するために体を張れる選手だ。
ビエルサ監督は以前から好守にわたって高い強度を要求する指揮官だが、その特徴は現在も変わっていないように見える。
「エル・ロコ(狂人)」の異名を持つ名将が、自身3か国目となる代表チームでW杯のトロフィーを目指す。