
レアル・マドリードが育てたアカデミーの最高傑作【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは、世界最高峰のクラブとして数多くのスター選手を擁してきた一方で、アカデミーからも歴史に名を刻む名手たちを輩出してきた。華やかな“銀河系軍団”の陰には、クラブの哲学を体現し続けた生え抜き選手たちの存在がある。今回はアカデミー出身選手の中から最高傑作の5人をピックアップして紹介する。[2/5ページ]
DF:ダニエル・カルバハル(スペイン代表)

レアル・マドリードのダニエル・カルバハル【写真:Getty Images】
生年月日:1992年1月11日
レアル・マドリード通算成績:447試合14得点65アシスト
ダニエル・カルバハルは、レアル・マドリードで長年にわたり第一線で活躍し続けてきた、クラブ史を代表するサイドバックの一人である。
これまでにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を6度経験するなど、数多くのタイトル獲得に貢献。その実績は歴代屈指だ。
アカデミー出身のカルバハルは、2012/13シーズンにレヴァークーゼンへ移籍。ブンデスリーガでの1シーズンで大きく成長を遂げると、翌シーズンにマドリーへ復帰し、以降は不動の右サイドバックとして定位置を確立した。
持ち味は、攻守両面で高いクオリティを兼ね備えている点にある。
攻撃面では積極的なオーバーラップや精度の高いクロスでチャンスを演出し、ビルドアップにも関与してチームの前進を支える。
一方の守備では、小柄ながらも強靭なフィジカルと優れた対人能力で相手アタッカーを封じ込め、安定したパフォーマンスを発揮してきた。
決して派手さはないが、重要な試合での勝負強さによって首脳陣やチームメイトから厚い信頼を獲得してきた。
世界最高峰のクラブで長年レギュラーを張り続けてきたその存在は、サイドバックというポジションにおける完成形の一つと言っても過言ではない。