
バルセロナが育てたアカデミーの最高傑作【写真:Getty Images】
バルセロナは、世界屈指の名門クラブとして数々のスター選手を輩出してきた。その礎となっているのが、独自の哲学と優れた育成基盤を誇る下部組織である。単なる才能の発掘にとどまらず、クラブのスタイルを体現できる選手を育て上げてきた点こそが、その真価と言えるだろう。今回はそんなアカデミー出身選手の中から、クラブの歴史を語る上で欠かせない最高傑作とも呼ぶべき5人をピックアップして紹介する。[5/5ページ]
DF:カルレス・プジョル

バルセロナのカルレス・プジョル【写真:Getty Images】
生年月日:1978年4月13日
バルセロナ通算成績:593試合19得点13アシスト
テクニックに優れた選手を多く輩出するラ・マシアにおいて、カルレス・プジョルはやや異色のプレースタイルを武器とした存在だった。
華麗な技巧よりも、闘志と献身性でチームを支えるその姿は、バルセロナの中でもひときわ際立っていた。
1995年にラ・マシアへ入寮したプジョルは、1999年にトップチームデビューを果たすと、そのひたむきなプレーで信頼を勝ち取り、2004年にはキャプテンに就任。以降、長年にわたりチームの精神的支柱として君臨した。
178cmとセンターバックとしては決して恵まれた体格ではなかったが、卓越した対人守備と読みの鋭さで、屈強なストライカーたちとも互角以上に渡り合った。
また、時にはサイドバックとしてもプレーするなど、その適応力の高さも特筆に値する。
ピッチ上では常に高い集中力を保ち、味方を鼓舞し続けるリーダーシップ、そして闘志を前面に押し出したプレーは、バルセロナの象徴とも言える存在だった。
欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する「UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー」には6度も名を連ねており、その闘将ぶりはチームを越えて広く評価されていた。
自身のキャリアのすべてをバルセロナに捧げたワンクラブマンとしても知られ、その姿勢は後進の模範であり続けている。
【著者プロフィール:編集部】
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