
J2・J3百年構想リーグ、前半戦ガッカリクラブ【写真:Getty Images】
明治安田J2・J3百年構想リーグは地域リーグラウンド第11節を終え、後半戦に突入している。10クラブずつに分かれたグループ戦では順位の変動が激しく、ここにきて各クラブの実力差も徐々に明らかになりつつある。そこで今回は前半戦を振り返り、当初の期待を下回っているクラブを紹介する。※スタッツは※本記事はデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトをもとに作成しています。情報は4月20日時点。[3/5ページ]
栃木シティ

ヴァンラーレ八戸に敗れた栃木シティ【写真:Getty Images】
監督:今矢直城
順位:EAST-A 最下位
成績:2勝2分7敗(1PK勝 1PK敗)
栃木シティは、破竹の勢いでカテゴリーを駆け上がってきたが、2026年は大きな壁に直面している。
2024年にJFLを制し、Jリーグ初参戦となった2025シーズンのJ3でも見事に優勝。連続昇格でJ2への切符を掴み取った。
自前の本拠地「CITY FOOTBALL STATION」が提供する臨場感溢れる観戦体験も相まって、今大会でも注目の存在だった。
しかし、フタを開けてみれば厳しい現実が待っていた。
開幕戦でベガルタ仙台に1−4と完敗し、地力の差を見せつけられると、ブラウブリッツ秋田、横浜FC、湘南ベルマーレにも敗れて4連敗。
第6節でようやく初勝利を挙げたものの、相手は昨シーズンJ3で切磋琢磨したヴァンラーレ八戸であり、J2勢との実力差を埋めきれていない。
さらに、J3の栃木SCとのダービーにも敗れた。
第8節はモンテディオ山形に2−1で勝利し、ようやくJ1経験もあるJ2の常連から勝ち点3を取った。
ただ、当時の山形は4連敗中と泥沼にハマっていたことも事実だ。
ここまでの栃木シティは、攻守ともにかみ合っていない。得点はリーグ最少タイ、失点はリーグ単独最多で、最下位という順位は、スタッツを見れば妥当と言わざるを得ない。
特に不安を残すのは、昨季のJ3王者でありながら、今大会のJ3勢との対戦成績がここまで3試合で2分(1PK勝ち、1PK負け)1敗である点だ。
昇格に伴い、ダヴィド・モーベルグやペドロ・アウグストらといった実績のある選手を補強し、標榜するスタイルに適した人材を揃えたはずだが、機能不全に陥っている。
秋から始まる本番のJ2リーグに向けて自信を取り戻すべく、早急な立て直しが不可欠だ。