
未だ所属先がない元Jリーガー【写真:Getty Images】
明治安田Jリーグ百年構想リーグも開幕から2ヶ月が経ち、折り返し地点を過ぎた。各選手が2026/27シーズンへの準備を進めている中、今冬にJリーグクラブを退団してから、未だ所属先が見つかっていない選手が多々存在する。今回は、4月下旬現在でフリーになっている主な元Jリーガーを紹介する。[5/5ページ]
FW:フアンマ・デルガド

V・ファーレン長崎時代のフアンマ・デルガド【写真:Getty Images】
生年月日:1990年11月17日
最終所属先:V・ファーレン長崎
2025リーグ戦成績:19試合7得点2アシスト
2023シーズンにJ2で26ゴールを決めて得点王になったフアンマ・デルガドは、2026年1月に契約満了でV・ファーレン長崎を退団し、現在も無所属の状態が続いている。
スペイン人のフアンマは、2013年に母国を離れてギリシャへ渡り、その後スコットランドのハーツでもプレーした。
2017年夏に長崎に加入して日本でのキャリアを始めると、初年度でJ2の11ゴールを決め、クラブ史上初のJ1昇格に貢献した。
その後、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)やアビスパ福岡でプレーし、2023年に長崎に復帰。1年目で26ゴール、翌2024シーズンも10ゴールを記録した。
2025シーズンは出場停止やケガで19試合の出場にとどまったが、それでも7ゴールを記録し、クラブのJ1昇格に貢献した。
自身の出場はなかったが、昇格がかかった第37節・水戸ホーリーホック戦のロッカールームでの演説はチームのハートに火をつけ、ファンの心を揺さぶった。
ピッチ内外での献身的な姿勢は、長崎ファンから絶大な信頼を集めていた。
それでも年明けに契約満了が発表され、フリーとなった。
長崎が契約更新しなかった理由としては、浦和レッズからチアゴ・サンタナが加入したことや、外国人選手枠の制限が考えられる。
35歳という年齢も影響しているのだろうか。ピッチでの存在感を考えれば、まだ戦力として計算できたはずだ。
フアンマの新天地に関する報道は極めて少なく、現状は不透明である。
2025シーズン後半戦はコンディションが整わなかったことから、いまは調整を最優先にしているのかもしれない。
長崎ファンは、いつかこの英雄がクラブに戻ることを願っているに違いない。
【著者プロフィール:編集部】
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