
ブンデスリーガ優勝を経験した主な日本人選手とは【写真:Getty Images】
今やブンデスリーガは、多くの日本人選手が所属するリーグとして広く知られるようになった。しかし、5大リーグの一つである同舞台で「タイトル」を獲得することは容易ではなく、優勝を経験した日本人選手は数えられるほどしかいない。そこで今回は、ブンデスリーガ優勝という輝かしい実績を誇る主なサムライを紹介する。[3/5ページ]
FW:大久保嘉人(おおくぼ・よしと)

ヴォルフスブルク時代の大久保嘉人【写真:Getty Images】
生年月日:1982年6月9日
ブンデスリーガ通算出場記録:9試合0得点1アシスト
優勝したシーズン:2008/09シーズン
所属クラブ:ヴォルフスブルク
2013年から3年連続でJリーグ得点王&ベストイレブンに輝くほどの実力を持っていた大久保嘉人だが、キャリアの中で獲得したタイトルは、ヴォルフスブルク時代に獲得したブンデスリーガのトロフィーだけだ。
2001年に国見高校からセレッソ大阪に加入した同選手は、同クラブで得点を量産。それが評価され、2005年にスペインのマジョルカへ。
ただ、同国では本領を発揮できず、わずか1年半で日本に帰国している。
その後、セレッソやヴィッセル神戸で力をつけ、2009年1月にヴォルフスブルクに移籍。キャリア2度目の海外クラブへと渡った。
当時、2歳年下の長谷部誠も在籍していた同クラブでは、FWにエディン・ジェコとエジナウド・バチスタ・リバノ(通称グラフィッチ)という二大巨頭が存在。
その影響もあって、1年目はリーグ戦9試合のみの出場となり、わずか153分しかピッチに立っていない。
また、優勝を決めた最終節ブレーメン戦ではベンチ外に終わっており、チームはタイトルを獲得したものの、個人としてはどこか納得しきれない結果に終わった。
そんな大久保は、自身の序列と翌年に控えたFIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会出場を目指すべく、国内クラブに復帰する。
それ以降、海外でプレーしておらず、神戸や川崎フロンターレ、FC東京など、引退するまでに6つのクラブを渡り歩いている。
その間に、個人タイトルを多く獲得し、先述したものの他にも2015年に日本年間最優秀選手賞を受賞した。
しかし、在籍したクラブでは一度もトロフィーを掲げておらず、ドイツでの優勝を最後に現役生活を終えている。