
未だ出場ゼロの逸材たち【写真:Getty Images】
明治安田J2・J3百年構想リーグが後半戦に差し掛かっている。今大会はレギュレーションにより、昇降格がなくJ2・J3の各チームは例年よりも若手を積極的に起用できる機会に恵まれている。そんな中、素晴らしい能力がありながら試合に出られていない選手もいる。今回は23歳以下の選手の中で、いまだ出場ゼロの逸材をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
マギージェラニー蓮

RB大宮アルディージャに所属するマギージェラニー蓮【写真:Getty Images】
生年月日:2008年12月24日
所属クラブ:RB大宮アルディージャ
マギージェラニー連はオフシーズンにJリーグをざわつかせる移籍を行った。
アメリカ人の父を持つマギーは、沖縄で生まれ育ちFC琉球のアカデミーに在籍していた。
高校生になるまで世代別代表の経験はなかったものの、U-17ワールドカップの候補合宿で結果を残すと、そのまま本戦メンバーに滑り込んだ。
同選手のシンデレラストーリーは以降も続く。
本大会で5試合に出場し、ベスト16で相対した北朝鮮代表との一戦ではヘディング弾でチームのベスト8進出に貢献した。
186cmの長躯と、跳躍力やスピードといった身体能力の高さは世界相手にも通用し、マギーは一気に大注目のFWとなった。
確かな爪痕を残したマギーは、今年1月にFC琉球のプロ契約を勝ち取るのだが、それと同時にRB大宮アルディージャへの移籍も発表した。
プロ契約後即完全移籍は異例中の異例だ。
この移籍の背景には、アメリカの大学からのオファーもある中で、欧州にもつながりがあるレッドブル傘下でプレーすることで、早いステップアップが実現しやすいという狙いもあったようだ。
いまだ明治安田J2・J3百年構想リーグEAST-Bで出番はないが、マギーはまだ17歳。
彼のアイドルであるロメル・ルカクのような理不尽かつ強烈なプレーを、大宮の舞台で見せる日はそう遠くないはずだ。