
ベンチに注目?W杯出場国の大物コーチ5選【写真:Getty Images】
6月にFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕が控える。各国の代表監督には注目が集まる一方で、脇を固めるコーチングスタッフにフォーカスが当たる機会は少ない。今回は、W杯でアシスタントコーチを務める大物をピックアップして紹介する。[4/5ページ]
ロベルト・アジャラ(アルゼンチン代表)

アルゼンチン代表のロベルト・アジャラコーチ【写真:Getty Images】
生年月日:1973年4月14日
任期:2019年1月~
代表通算成績:115試合7得点3アシスト
アルゼンチン代表は2018年8月に発足したリオネル・スカローニ体制で、2度のコパ・アメリカ(南米選手権)優勝と2022年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会優勝を成し遂げている。
チームを指揮するスカローニは現役時代に2006年のドイツ大会のメンバーに選ばれているが、絶対的なレギュラーではない。代表通算出場試合数も7試合のみだ。
アルゼンチン代表の監督に就任した当時も指導者キャリアがほとんど皆無。そのためスカローニはアシスタントコーチに古くから自分のことを理解している人物を招聘した。
自身の監督就任に合わせて幼馴染で親友の元アルゼンチン代表FWパブロ・アイマールをアシスタントコーチに招聘。彼はリオネル・メッシのアイドルであり、絶対的な中心選手の心を掴む上で重要な存在となった。
その直後には元アルゼンチン代表DFワルテル・サムエルも副官に招聘した。彼もスカローニと幼少期からの友人であり、選手としてインテルの黄金期を支えたレジェンドの1人だ。
最後に加わったのが、スカローニも出場したドイツ大会で主将を務めていた元代表DFロベルト・アジャラである。通算115試合出場は歴代6位のキャップ数であり、先輩格である彼のリーダーシップでチームはさらにまとまったとされる。
攻撃や守備、メッシとの橋渡しなどあらゆる役割をコーチングスタッフ内で分担しているからこその近年の成果であり、この絶妙なバランスがチームの躍進に直結していると言えるだろう。