
覚えている? Jリーグ、まさかの出場0で去った外国人選手6人【写真:Getty Images】
ガンバ大阪は4月30日、フィリップ・マックスとの契約を双方合意の下で解除したことを発表した。元ドイツ代表DFは今年3月に完全移籍で加入したばかり。一度もJリーグのピッチに立つことなく、早期退団となった。しかし、一瞬で日本を去ることになったのは彼だけではない。今回は、Jリーグの長い歴史の中で、一度も出場することなく帰っていった外国人選手を紹介する。[2/6ページ]
FW:アブデルジャリル・ハッダ(モロッコ)

元横浜F・マリノスのアブデルジャリル・ハッダ【写真:Getty Images】
生年月日:1972年3月21日
所属クラブ:横浜F・マリノス
在籍時期:2000年
2000年に横浜F・マリノスに加入したアブデルジャリル・ハッダは、Jリーグの歴史で屈指の不思議な補強だった。
ハッダは1998年にモロッコ代表としてFIFAワールドカップ(W杯)に出場。初戦のノルウェー代表戦では鋭い裏への抜け出しから巧みにボールをコントロールしてゴールを挙げ、第3戦のスコットランド代表戦でもスピードを活かした裏抜けから得点を決めた。
W杯での活躍を経て、チュニジアのクラブ・アフリカーンからスペインのスポルティング・ヒホンに移籍したハッダは、2000年に期限付き移籍で横浜FMに加入した。
しかし、キャンプに合流してわずか4日後に退団が発表され、本拠地・横浜に足を踏み入れることなく日本を去った。
退団の理由については、オズワルド・アルディレス監督の戦術に合わなかったとする説など、さまざまな憶測が飛び交った。
しかし、超異例の短期退団だっただけに、その理由は明らかになっていない。
当時のハッダは28歳で、選手として衰えるにはまだ早い時期だった。
中村俊輔のパスにW杯で見せたスピードと軽やかな身のこなしで抜け出す姿を期待したファンも多かったはずだ。
しかし、マリノスでのキャリアは幻のように終わった。
なお、『transfermarkt』には、ハッダのマリノス在籍記録が存在しない。圧倒的なデータ量を誇る同サイトにおいても、彼のJリーグ行きは「なかったこと」になっている。