
ステップアップが期待されるサッカー日本代表選手たち【写真:Getty Images】
ヨーロッパ主要リーグの2025/26シーズンは終盤戦を迎えている。日夜熾烈な優勝争いが繰り広げられているが、来季に向けた移籍市場の動きもそろそろ気になるポイントだ。今回は、今季大活躍を見せ、ステップアップが有力視される選手たちをピックアップして紹介する。[2/5ページ]
GK:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)

パルマ所属の鈴木彩艶【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:パルマ(イタリア)
今季リーグ戦成績:18試合5クリーンシート
鈴木彩艶は間違いなく、今夏の移籍市場で一番の目玉となるGKだ。
シント=トロイデンVVで出色の活躍を見せていた鈴木は、2024年夏にセリエAのパルマ・カルチョ1913へと移籍。守備の国で自身の能力を磨くこととなった。
移籍当初から監督の信頼は厚く、鈴木は2024/25シーズンのリーグ戦37試合でゴールマウスを守った。
シーズン前は戦力的に厳しい戦いが予想されていたが、守護神は幾度となく好セーブを連発。チームのセリエA残留に大きく貢献している。
今季は左手骨折で長期離脱を余儀なくされたものの、出場した18試合で5回のクリーンシートを記録しており、並外れた反射神経に陰りは見えない。
また、大きな特徴でもあるキック力は戦術のひとつとなっており、パルマの場合キックオフからのロングフィードが大きなチャンスの場面となる。攻守両面で違いを作れるモダン型GKである。
鈴木にとって、今夏の移籍市場は大きな分岐点となるだろう。かねてから移籍候補として挙げられているのはACミランだが、今年に入り正守護神のマイク・メニャンが契約延長を発表しており、移籍の可能性は低くなった。
チェルシーやウエストハムも移籍先の噂として浮上していたが、現在その噂が再燃している様子は見られない。
日本史上最高のGKとして、鈴木がどのような成長曲線を描いていくのか楽しみである。