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「最悪だ…」W杯直前に序列を落としたサッカー日本代表の5人。最後の最後で本大会を逃した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
W杯直前に序列を落としたサッカー日本代表の5人
W杯直前に序列を落としたサッカー日本代表の5人【写真:Getty Images】



 2026 FIFAワールドカップ(W杯)のサッカー日本代表メンバー発表が目前に迫り、日本中がその選考に熱い視線を注いでいる。過去の大会を振り返れば、土壇場で滑り込み脚光を浴びた「サプライズ」が語り継がれる一方で、それまで「当確」と目されながらも、直前で夢の舞台を逃した選手たちも少なくない。今回は、W杯直前にチーム内での序列を落とした選手をピックアップして5人紹介する。[5/5ページ]

FW:大迫勇也

サッカー日本代表の大迫勇也 2022年
サッカー日本代表の大迫勇也【写真:Getty Images】


生年月日:1990年5月18日
日本代表通算成績:57試合25ゴール8アシスト

 2022 FIFAワールドカップ(W杯)は、過去2大会を経験してきた大迫勇也にとって、集大成となる舞台になるはずだった。

 しかし、11月1日に発表された26人の登録メンバーの中に、エースとして君臨し続けた男の名はなかった。

 大迫は、第1次森保ジャパンにおける「不動の軸」だった。



 多彩なフィニッシュワークのみならず、屈強なDFを背負ってもボールを失わないポストプレーの技術はずば抜けており、当時の日本代表の攻撃戦術は大迫頼みと言っても過言ではないほど、彼に依存していた。

 しかし、2022シーズンに暗雲が立ち込めた。

 所属するヴィッセル神戸で負傷が重なり、3月の代表活動を怪我で辞退して以降、招集から遠ざかることとなる。

 それでも「本番には大迫が必要」という見方は強かったが、森保一監督が最終的に下した決断は非情なものだった。

 選ばれたのは浅野拓磨、前田大然、上田綺世、町野修斗(追加招集)。指揮官は、前線でボールを収められる大迫ではなく、ハイプレスと速攻、裏へ抜けるスピードに特化したメンバーを選んだ。

 結果として、森保監督の選択は的中した。強豪のドイツ代表、スペイン代表を下してグループリーグを首位通過したことを考えれば、この戦略的判断は正解だったと言える。

 しかし、翌2023シーズンのJ1で22ゴールを挙げ、得点王とMVPの個人タイトルを受賞した大迫の圧巻のパフォーマンスを目の当たりにすれば、やはりカタールW杯でも見たかった選手だ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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