2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けたサッカー日本代表のメンバー発表が5月15日に迫っている。森保一監督の中で、大会本番を戦う26人のメンバーはほぼ固まっていることだろう。今回は、当落線上と目されてきた候補の中で、わずかに落選寄りであるとみられる選手をピックアップして5人紹介する。[4/5ページ]
DF:長友佑都
生年月日:1986年9月12日
所属クラブ:FC東京
今季リーグ戦成績:8試合0ゴール0アシスト
FIFAワールドカップ(W杯)に過去4回出場している長友佑都だが、今回は招集されてもされなくても話題になることは必至だ。彼ほど「招集の是非」が熱く議論される選手は他にいないだろう。
これまでサッカー日本代表で通算144試合に出場してきた長友は、2022W杯後、しばらくメンバー外だったが、2024年3月に久々の招集を受けると、その後は継続して声が掛かった。
だが、メンバー入りしてもほとんどの試合でベンチ外となってきたことからも、「ピッチ上の戦力」ではなく、チームを鼓舞する「モチベーター枠」であることは疑いようもない。
その唯一無二の立ち位置すら現在は揺らいでいる。
昨年11月のガーナ代表戦、ボリビア代表戦ではリストから外れ、今年3月の英国遠征も負傷により不参加だった。
5月10日に行われたJ1百年構想リーグの東京ヴェルディ戦で先発復帰を果たし、負傷からの回復は間に合った形だが、招集されるかは不透明だ。
あとは、森保一監督がどう判断するか次第だ。
W杯予選を通じて若手に伝えるべき経験や姿勢を説き終えたのであれば、森保監督にとって長友は「お役御免」の段階に入っているとも取れる。
一方で、本大会という極限の短期決戦だからこそ、彼のポジティブなエネルギーが不可欠だという見方もできる。
実戦力ではなく「精神的支柱」に登録枠を割く決断には必ず大きな賛否が伴う。指揮官が最後に下すのは、功労者への信頼か、それとも冷徹な実力主義か。

